業務用エアコンは大きく分けて3つのタイプがあります。天井のボードの中に埋め込んで吹き出し口を露出させる埋込タイプと、既存のボードに取付ける吊り下げタイプがオフィスや店舗などの天井部ではお馴染みです。その他には据え置き型で壁に取付ける物があり、大型のモデルは倉庫や工場などの広い空間を冷却と暖房するだけの能力を持っております。広い工場で熱源のある作業では、移動型のスポットクーラーも使われるのでこれも業務用の一種かもしれません。

業務用エアコンは電気工事の資格を持った作業者が担当し、大きくて重いモデルのために地震などで倒れたり落下しないように補助をしっかり行う必要があります。取付け時には梁などに固定すると共に、必要ならばチェーンなどで二重の対策で転倒落下防止をすることが必要です。搬入経路と作業スペースを確保して、オフィスや店舗用品を汚さないように養生をして工事を行います。室内機と室外機を取付けて配管の取り回しも邪魔にならず、環境の影響を受けにくいように設置を行うのです。

業務用のエアコンではアースの処理や、電圧電流が配線やブレーカーに対応しているかも重要になります。配管が直接名に見えると殺風景になりますので、配管には化粧処理をするのがおすすめです。ガスを充填して確りシンク引き処理することも重要になります。真空引きを手間だからと省略すると、あとで冷却機能が損なわれるリスクがあるからです。

信頼のおける業者に依頼して価格だけではなく、メンテナンスを含めてお世話になるといいでしょう。